本の感想
有吉和佐子の小説「悪女について」の感想です。悪女だった友人を思い出します。
推し活は適量で、とわたしは思っている。自分の経済の範囲を超えて、応援してはいけない。特に女の子こそ適量に。
特殊な仕事や立場の人が子供を持つことに対して、批判的な意見はある。けれど、子供を持たない義務や責務があるかと問われたら、そこまでの責任はない。
消費する側は身勝手に、次の人生のステップを踏むアイドルを拒絶する。大人になるアイドルを認められない。アイドルが恐れているのは、大人になっていく自分が拒絶され、居場所がなくなる怖さだ。
「卒業生の著作コーナー」がある学校に通っていた友達の話。中学受験して、「卒業生の著書のコーナー」のある学校に行きたかった。
年末年始、2022年に買ってよかったものというテーマで、紹介しているブログが結構あった。わたしもやりたいと思いつつも、良かったもの●選と大々的に紹介できるものもないので2022年に読んでよかった小説を紹介します。
安倍晋三殺傷事件に関しての考えをまとめました。過去の苦悩や怨念とどうやって距離を置いたらいいのかということを考えました。
日経新聞に掲載された「月曜のたわわ」の広告に批判的な意見が集まっています。多くの媒体で、法的に違反にはならないが、媒体に合わないコンテンツという物が存在しているように思います。
「三島由紀夫 石原慎太郎全対話」の感想です。これをきっかけに石原慎太郎の本を読みたくなりました。
ジェーン・スーさんの新刊「ひとまず上出来」の感想です。嫌な読後感や罪悪感なく読み進めながら、漠然と考えていた事をスーさんの力で言語化していく過程はとても楽しかった。
数年前、野田佳彦元首相に会ったときの話。元総理大臣が市民に無視されるというシュールな景色を見た。
東京都議選を伝える新聞紙面には「勝者なき」という文字が並んでいた。わたしは、この宙ぶらりんでつまらない選挙結果に至極安心した。
中国語の先生を通して、日本人と中国人は違うということを実感することがあります。日々の思想や優先順位……社会観の違いがあるように思う。
小池百合子が当選した。そして、宇都宮健児も山本太郎も当選しなかった。それは、わたしにとって、腑に落ちることだけれど、不思議で仕方ない人もいるようだ。
箕輪厚介さんがセクハラをしたというニュースの感想。人の嫌がることをしてはいけないという当たり前のことを教えてくれる周りがいなかったのかもしれないな、と思った。
「遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層」を書いた清水潔さんが好きでした。憧れていました。だから、今、彼のツイッターにがっかりしています。
渋井哲也さんと高円寺パンディットでイベントをします。ちょっと嬉しいです。
一徹さんの「セックスのほんとう」を読みました。セックスを過度に素晴らしいとも、悪いとも言わず、適度な距離感を感じられた。
先日、ジャーナリストの伊藤詩織さんがポリアモリーを取材した動画を拝見しましたが、取材対象者がポリアモリーのパートナーによって傷ついているようにわたしは見えました。
雑誌「文學界」に掲載された古市憲寿氏と落合陽一氏の対談について思ったこと。命の問題でコストを出す違和感。
週刊SPAの記事「ヤレる女子大学生」が女性差別ではないかと問題になっています。上品でも知的でもないけれど、くだらなさが許されない世の中は窮屈に思いました
今は「好きなことをやれ」「やりたいことをやれ」「得意なものを極めろ」という世の中の風潮があるようにも思います。だけど、それはすべての人にとって幸せなのでしょうか。
慶応大学の学生が女性を暴行したというニュースがありました。犯罪の背景「自分が女の子に嫌われるはずない」そんな傲慢さがあったよう思います。
仙谷由人さんがなくなったというニュースで、2000年代後半から2010年代前半にかけての時代を思い出す。世の中が一気に変わるように思ったけれど、なにも変わることはなかった。
Youtuberキズナアイが女性蔑視だと批判された。だけど、女性が好きな服装をすることが性的だとか問題だと言われて公の場から排除されたり差別されることをよいとは思えない。
山口果林さんの「安部公房とわたし」の感想。自分が必死になって積み上げてきた何かがあり、その結果、立派な立場を得たのであれば、恋愛にそれを崩すほどの価値はないでしょう。
小林よしのりさんがFLASHで連載している「よしりん辻説法」の感想です。マリノリティへの差別はよくない、よくないけれど、マイノリティだけ特別扱いは違うように思う。公平にするためにはとても難しい。
渋井哲也さんと姫野桂さんのイベントや姫野さんの著書の感想です。発達障害という病気がクローズアップされていますが、そうでない人でも生きにくいような世の中のように感じています。
AVは、女性に対するルサンチマンを映像化させている。異性として、女性が分からないから惹かれる。山本わかめ監督作品のように、男女を逆にして、男性を知る作品を作ろうとしても成功するのは難しい。
安田理央さんの「AV女優、のち」の感想。元AV女優となって暮らす彼女たちが、女性からの偏見に苦しんでいる点が気になりました。