オナホ売りOLの平日

大人のおもちゃメーカーで働くOLのブログ。

独身のお医者様より、デブハゲ既婚がモテる世界。

たまたま入った中華料理屋。

隣のテーブルに座った女の子が、不倫相手の話をしていた。

 

 

 

 

 

そこそこ可愛い子だった。独身の男性と付き合えないはずない。


中華料理店にいた女の子に限らず、付き合って幸せにならないだろう男性に恋愛感情を持つ人いますよね。そして、付き合ったら辛いことになるのが、目にみえている男性が、女性にモテたりしますよね。

この前、医師の知人が似たようなことを言ってました。
30代、独身、婚活しているのに、結婚できな先輩がいる。ただ、その先輩はすごくすごく真面目そうな人だと。焦りから自分も、婚活を始めたけど、なかなか上手くいかない、と。

その先輩に会ったことはないので、どんな方はわかりません。多少のクセがあるのかもしれません。だけど、みんなの憧れお医者様。金持ちの代名詞みたいな職業なのにモテない。金もってれば、モテるなんて幻想だ。

では、モテる男とはどんな人なのでしょうか。

中野信子女史の著書「サイコパス」を引用します。

サイコパス (文春新書)

サイコパス (文春新書)

 

 

「もてる」男性には2種類に分かれます。ひとつは、子育て(養育行動)にリソースを割いてくれそうな男性です。たとえば弱者を助けようとする男性の姿をみたときに、女性の気持ちは揺れ動きます。(中略)もうひとつのタイプは真逆の、サイコパス要素を備えた男性です。こうした男性のほうが女性経験を多く持ちやすいことが、調査でわかっています。(中略)「どうしてダメ男を選ぶ女性がいるのか?」という質問もよく受けますが、「その方が繁殖に成功しやすいから」だということが言えるでしょう。女性が「強い男性の遺伝子をもった子どものほうが生き残る可能性は高くなるだろう」と本能的に直観しているのであれば、不自然な選択とはいえません。

 
養育行動に時間割くやさしい男性と、サイコパス要素を持った共感性が低く、自己中心的な男性2つのパターンがモテる。子育てに時間をさく男性と、強い遺伝子をもつ男性。藤沢数希の「ぼくは愛を証明しようと思う」では、前者を「Good Dad(良い父親)」後者を「Good Genes(良い遺伝子)」と表現しています。文中では、こちらの表現を使わせてもらおうと思います。

ぼくは愛を証明しようと思う。

ぼくは愛を証明しようと思う。

 

 
上記で引用した「サイコパス」では、生理周期で、2種類の男性どちらが好きか好みが変わると続いていますが、私は周期的な問題以上に、個人の好みが大きいように感じています。

Good Genesに惹かれる人は何度も何度も別のGood Genesを好きになり、苦労している。前述した医師の知人は、問題を抱えた女性を支援す活動をしていました。医者の立場で女性の相談にのっていたらしいのですが、相談者のなかには交際相手から暴力を受けたり、恋人の借金返済を肩代わりしたり、恋愛対象の男性に苦しめられている女性も多かったそうです。でも、別れることも、逃げることもしようとしない。

周期的な問題であれば、Good Dadを好む期間に逃げたっていいはず。Good Genesとの恋愛は場合によっては、恋人の女性を洗脳し、家族を殺害させた「北九州監禁殺人事件」のような事件にも発展するように私は思います。

北九州監禁殺人事件 - Wikipedia

 

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Good Genesに何度もひどい思いをさせられる人は、人の性格を見極める力がない。人に対するリテラシーが低い。

リテラシーというのは「読解記述能力」の意味。なにかの物事の意味を読み取り、理解し、自身でも表現するという能力。メディアリテラシー(メディアを読み解く能力)などとつかわれています。

Good Genesとトラブルになる人は、他人を主体的に読み解くことが上手ではない。

大概どんな人間でも短所や欠点はあります。空気が読めないとか、言い方がキツイとか、大概はコミュニケーションの中で、多少は見えてきてしまう。逆にそれが一切みえないのは、不審に思いますし、なにか裏があるのではないかと疑ってしまいます。

しかし、Good Genes好きの女性は欠点のない完璧な人と思い込む。そして、欠点が見えたときも、Good Genesはそれを上手に正当化してしまう。「北九州監禁殺人事件」の犯人は口のうまい人だったと言います。洗脳された状態とはいえ、人殺しまでもを正当化してしまうのは恐ろしさしかない。

物を買うとき、予算を考え妥協することがあると思います。たとえば、賃貸物件を選ぶ際。セキュリティは万全だけど狭い。駅から近いけど、築年数が古い……欠点を許せるか考え、予算の範囲内の物件を決めているでしょう。

人間関係でも一緒で妥協が不可欠です。自分が傷つかずにいるためには、相手の欠点や短所を正当に分析することが必要です。そして、そのうえで、一緒にいれるかを判断しなくてはいけません。
「メディアのいうことをうのみにするな」なんて(自称)メディアリテラシーのある人たちは言いますが、「人の言うことをうのみにするな」ということが幸せになる一歩なのかもしれないですね。