オナホ売りOLの平日

大人のおもちゃメーカーで働くOLのブログ。

元芸能人のAVが売れない時代

 前書いたブログに訂正があります。

mochi-mochi.hateblo.jp

 

ここで書いた2016年の女優ランキングって年間AV女優ってランキングなのですが、2007年のランキングはレンタルの女優ランキングなのです。調査の方法が違うから単純な比較にならない。

 

まちがえちゃって、ごめんね。

 

 そこで、2007年の年間女優ランキングを調べなおしました。

じゃん。

 

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wikipediaのない女優さんが多すぎる。プロフィールが分からない。空白。

 そこで、wikipediaのない女優さんは出演本数も見てみることにしました。wikipediaのない女優さんはすべて、出演本数30本未満。1~2本のみの女優も多数いる。そして、wikipediaのない女優さんは2パターンに分かれることも分かりました。

 

1.素人

素人感や幼さ、初々しさを売りにする女優。1位の「まり子」、6位の「夏音茜」、10位の「直美」などが当てはまる。普通にいそうな子が良い(素人好き)という好みはこのころからあったようだ。今でも、素人モノは一定のニーズがある。普遍的なジャンルなのだろう。

 

2.元芸能人

「元グラビアアイドル」、「元アナウンサー」など「元芸能人」の肩書を売りにする女優。芸能人だったと確信できる女優だけでなく、真偽のほどは定かではないが、パケに「元●●」とかかれていた女優もいる。上記表の一番右側の欄に「元●●」と書かれていた女優をまとめた。パッケージとwikipediaを参考に確認すると元芸能人は8人。wikipediaのない女優では9人中4人が「元●●」の肩書を持つ。

 

前述したように素人は現在でも一定のニーズがある。「素人」に絡みをさせるだけで、販売数が伸びるわけではないが、「マジックミラー号」や「ナンパモノ」といった素人だからできる企画は今でも人気だ。

 

しかし、この「元芸能人」という肩書は、今ではそこまで見なくなった。もちろん、専属単体として、大物芸能人を迎えるメーカーはある。しかし、それは、デビュー前から誰もが知っていた芸能人のみができることだ。数回テレビに出演した、雑誌に載った、レースクイーンをしたなど、経験はあるが知名度はない経歴は売りにできなくなっている。

 

この「芸能人ブランド」が使われているのは2007年が一番多い。年数の経過とともに少しずつ数を減らしているが、ガクンと落ちたのは2010年から2011年にかけて。以下が2年分のランキング。上が2010年、下が2011年。

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2010年はMUTEKIデビューや、元アイドル、元グラビアタレントといった「元●●」の女優が複数ランクインしている。しかし、2011では小向美奈子のみ。

 

2011年以降、ビックネームの芸能人以外はランキングしにくくなっている。2011年はちょうど震災の年だ。ユーザーたちが、「肩書」や「宣伝文句」に踊らされることなく、女優の良し悪しを自身を見極めるようになったのではないかと私は思う。デマが飛び交い、政府不信やマスコミ不信が取り巻く震災後の環境を経て「自分で見極める姿勢」がAVファンたちの間にも芽生えのではないだろうか(飛躍しすぎていると笑われるかもしれませんが)。

 

現在も「元●●」という肩書をもつAV女優は多いが、それだけでは爆発的ヒットにはしにくい。日テレジェニックに選ばれた高橋しょう子のように「脱いでも綺麗」と言われる人は別だが、肩書だけではすぐに飽きられる。まさに裸一貫で勝負しないといけなくなったんだ。

※文中で女優さんの敬称は省略させていただきました。