少し前に、Twitterで過激な内容の投稿が出回っていました。
悠仁さま14才のお誕生日。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) 2020年9月6日
ご成人される4年後には、全国から若く健康な女性たちを公募し、一個大隊いや一個師団の妊婦となり、もって皇胤と皇室の安泰としたい。
女性から言わなければならないのです。大多数の女性が悠仁さまの下に集うべきを。
以前、参院選に出馬し落選した橋本琴絵さんのツイートらしいのですが、彼女の発言に対しての意見は置いておいて、そもそも論として、一人の男性が一個師団の子供を作るのは可能なのか。データが揃っていないため、ざっくりした結果になるのですが、考えてみました。ざっくりしているので参考程度に見てください。
◆一個師団の子供のためのセックス回数
一個師団の人数は何人なのか、諸説ありますが、wikipediaによると1万人~2万人。今回は一個師団=1万人という定義にします。
1人の子供を作るために、一人の女性と何回セックスが必要か。
確かなデータはありませんが、だいたい妊娠を希望する女性が懐妊するまでの期間が、半年以内が約半数。なので、半年間の間を取って平均三カ月とします。
そして、妊娠希望中のセックス回数で一番多いのが3~4回。
なので、1人の女性と1カ月に4度のセックスを3カ月行う前提とします。つまり、だいたい1人に対して12回のセックスで1人の子供ができるとして、1万人の子供なので、12万回のセックスが必要です。
あくまでこれは、アンケートの結果なので、偏りはあると思いますが、だいたいの数字としてこちらを参考になします。
◆1日16回のセックスを20年間
ここからは男性側の事情になります。男性は、35歳以上になると妊娠できる精子が少なくなるというデータもあります。
そのため、18歳から38歳の20年間に性行為を限定します。1年365日として、20年間で、7300日。12万回のセックスを7300日で割ると、1日あたり、16.4回のセックスが必要になります。ちなみに、期間を10年延ばし30年間にすると、1日10回で済みます。それでも多いけれど。
20年間、毎日、1日16回のセックス……人により好みはあると思いますが、地獄のようだと私は感じます。売れっ子AV男優でも1日3~4現場程度で、1日で10現場以上行くというのは聞いたことがないので、1日だけでも大変だと思います。セックスというのは適度にするから魅力的なんじゃないでしょうか。
前述のツイートには、女性蔑視という批判が多くあり、それはその通りなのですが、男性側であっても、この数の子供をと、強要するのは、嫌な気分になる人はいるだろうなと感じました。男女問わず、人間をモノのように扱っているように、わたしは受け取ります。人間という概念、人の命という概念をあまりに軽くみているよう。
人の命を「数」でみてしまうガサツさ、みたいなものをこれを書きつつ自分自身が感じました。「数」のインパクトというのはあるのですが、人間を語る以上「個」でいけないなあ。