オナホ売りOLの平日

大人のおもちゃメーカーで働くOLのブログ。

杉田水脈が許せないならデモに行くより選挙に行こう  

マック赤坂先生がついに政治家になったようです。すごい!!!わたし、マック先生のキャラクターが好きです。ファンです。マック先生を取材したドキュメンタリー映画「立候補」も観に行きました。マック先生の当選に、わたしまで小躍りました。頑張ってほしい。

www.nikkansports.com

 

◆泡まつ候補マック赤坂の当選

「泡まつ候補」と呼ばれ、数々の選挙で落選してきたマック赤坂先生が当選するってどんな選挙なの?と思い港区議選を調べてみたら、1089票で当選している候補者がいるんですね。わたしのツィッターのフォロワーより少ない!

今まで意識したことがなかったのですが、地方議会って1000票程度でも当選する場所が多く、市区町村によっては1000票未満でも当選しているんです。意外に少ない。自分の意見が反映しやすい選挙だなと思いました。しかし、一方で、投票率は低く、港区議選では39%程度。自分の意志が反映しやすいのに、なんかもったいないな。

 

杉田水脈の応援演説とデモ

今回の地方統一選挙でもうひとつ話題になったのが杉並区議選。LGBTに対する差別的な記事で批判された杉田水脈衆議院議員が応援演説にいったところ、彼女の考えに反対する人がデモを起こしたというニュースがありました。

www.excite.co.jp

 

しかし、杉田議員が応援した候補者は今回の選挙で当選しています。「杉田水脈のような人を応援演説に呼ぶ候補者を落選させよう」という意図がこのデモにはあったと推測するのですが、候補者は当選している。そして、これだけ話題になっているのに、杉並区議選の投票率は前回と比較して下がっています。「選挙に行って、この人以外に入れよう」と思わせるだけの影響力はなかった。今回のデモに対して、わたしは「一部の極端な人が行っている」と思いました。わたしが思った感想を杉並区の人たちも抱いていたのかなと感じます。

 

◆選挙で杉田水脈に反対する

わたしは杉田議員の意見に対して賛同はしません。LGBTが、生産性がないなんて、国会議員が言ってはいけないことだと思います。だけど、今回のデモのやり方も賛成できません。そして、日本で行うデモ活動にはあまり意味がないと思っています。今までもたくさんのデモがあったけれど、それによって世の中が変わったようには思えません。「一部の極端な人が行っていること」としか認識されないよう思うんです。

日本は民主主義で国民の投票の結果がきちんと反映されます。だから、投票と言う形で意見を言う方法が一番自分の意見を通すことに繋がるよう思うんです。杉田水脈議員は自民党所属の議員です。杉田水脈議員のような議員を許す自民党という組織に投票しないこと。それが一番の意思表示になる。自分はもちろん、周りの知り合い、一人ひとりに呼びかけたら、大きな動きになる。

たとえば、デモに集まった人が100人だとして、その人たちが10人の知り合いに、支持する候補者に投票するように説得します。そうすれば1000票。今回の地方議会の選挙なら当選できる。自分たちの意見の代弁者が選ばれる。極端な例かもしれません。しかし、自分の意見をまわりに伝えること、そして、投票に行ってもらうこと。そういう地道な活動のほうが、デモよりも、ずっと、ずっと、現実的だとわたしは思います。

そういった小さくてめんどくさいことを繰り返していくうちに、世の中は変わっていくように思っています。派手で、にぎやかなことは、やった気になるかもしれないけれど、やった気になるだけで、きっとなにも変わらない。静かに考えて、地道にうごくことが大切ですよね。