オナホ売りOLの平日

大人のおもちゃメーカーで働くOLのブログ。

コンテンツマーケティングは外注するな

コンテンツ東京にいってきたよ!

f:id:mo_mochi_mochi:20180406174021j:plain

www.content-tokyo.jp

7つの専門見本市から構成され、コンテンツビジネスを支えるあらゆる要素が出展する大規模国際総合展。VRや映像の部門を見学する目的でいってきたのですが、全然、仕事関係ない、コンテンツマーケティングのブースに夢中になってしましました。以前、ブログでも書いたのですが、わたし、昔、Web制作会社でライターをしていたのですよ。

mochi-mochi.hateblo.jp

Webサイトの制作だけでなく、すでにあるサイトのコンテンツの追加や企業のSNSの投稿記事作成なんかもやっていたので、昔を思い出し、懐かしい、面白いって色々聞いて回ってました。「関係のない会社なのですが……」と申し訳なさそうにしててもみんな親切で色々教えてくれるんですね。勉強になったぞい。

 

◆コンテンツマーケティングとは

そもそもコンテンツマーケティングって?「株式会社電通コーポレートコミュニケーション局」の運営するサイトによると以下のように書かれています。

コンテンツマーケティングとは、有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信することによって、ターゲット・オーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントをつくり出すためのマーケティングおよびビジネス手法を指す。その目的は、収益につながる顧客の行動の促進である

dentsu-ho.com

 

顧客が知りたい情報を企業自らが提供し、ターゲットに運営するコンテンツを定期的に見てもらい、商品を知ってもらう宣伝方法。商品やサービスを利用してもらうきっかけにしようという手法です。商品のよさを打ち出す広告ではないので、即ユーザー獲得にはつながりにくいですが、企業のファンをつくり、長い目でみて顧客を獲得していくことが期待されています。

制作会社時代、わたしもコンテンツマーケティングっぽいことをしていました。企業のSNSやブログを運営するというものです。ただ、わたしはあまりうまくいかなかったのですよね。わたしの失敗を踏まえて、コンテンツマーケティングを上手に行う方法を考えてみました。

 

◆コンテンツマーケティングのプロができること・できないこと

わたしの在籍していた制作会社では、文章のプロ、Webサイト制作のプロがコンテンツを作っているので、一般の人が分からないことも知っていました。SEO対策に特化した文章、読みたくなる効果的な見出し、専門用語を使わず分かりやすい文言で書くなどは、知識がある人でないと難しいかもしれません。 しかし、一方で、独自性の強いコンテンツを企画するのは外部のライターには難しいように私は思っています。

転職後に営業にをしてみて感じたのですが、営業として社内外の意見を聞いているとものすごく情報が入ってきますね。自社商品のことはもちろんですが、他社との比較や業界全体の動向なんかもガシガシ入ってきます。日々の仕事がものすごい情報源になる。この一次情報は外部のライターでは絶対に手に入りません。コンテンツマーケティングを成功させ、ファンをつけるためには、企業独自の一次情報を書き手が把握することが絶対必要だと思うのです。

わたしがクライアント企業のコンテンツを作成した際は、企業と上手く連携をとることができず、独自の情報を把握することができませんでした。そのため、コンテンツの内容が薄く、凡庸なものになってしまったことが、上手くいかなかった原因だと今は考えています。

 

◆コンテンツマーケティングは現場の人がやるのが1番

各企業の人は、物書きやWebのプロではないので、アドバイザーとして外部のプロを利用するのは有効だと思います。

コンテンツ東京で株式会社インプレスさんから頂いた冊子「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 コンテンツマーケティングEXPO限定特別版」にはコンテンツマーケティングをした顧客事例を説明し、最後にこのように記載しています。(無料でいただいた冊子ですが結構勉強なるものでした)

今は社内にノウハウを蓄積できたので100%内製化されています。最初は外注でスタートして、やがて内製化する。もしくはコンテンツに応じて内製と外注を組み合わせるのも非常にいいやり方です。

 

www.impress.co.jp

f:id:mo_mochi_mochi:20180406174019j:plain

わたしも、自社で主体性をもって運営しながら、必要に合わせてプロを頼るやり方がいいと思っています。コンテンツマーケティングのプロに効果的な書き方を教えてもらうのでもいいですし、書いてほしい内容や掲載してほしい写真を提供し、コンテンツを作ってもらうのも効果があると思います。しかし、すべて任せますとしてまうのでは効果ができにくい。制作会社は1を10にすることはできても、0から1をつくることはできません。プロのできる部分をうまく使うのが良いと思いました。