「丸山れおなちゃん、最近売れてますよ」
最初、聞いたことのない名前だったのですが、いくつもの店舗から言われるから覚えてしまいました。
そもそも丸山れおなって誰?
弊社、丸山れおなちゃん撮影していないので、不勉強なわたしは知らなかったのです。調べてみると、DMMで配信されている作品は57本。一番古い作品は2015年6月発売。2年以上出演していて、57本は多くありません。おそらくデビュー作であろう、最も古い作品は「連れ子を性教育する一家 丸山れおな」。パイパン、巨乳、ツインテールでロリ系の作品です。デビュー当時はロリ系の女優だった彼女は2015年秋ごろからギャルにイメージチェンジをしました。
丸山れおなちゃんの話をする際、よく言われるのが「日焼けギャルで売れている子は今は少ないからね」ということ。 参考に、2017年5月のDMM女優ランキングにランクインした企画女優をタイプ別にまとめた表を掲載します。
日焼けはAV界隈のブルーオーシャン
たしかに日焼けした女の子は少ない。そこそこ巨乳で、ロングヘアーで、若い……所謂「ヤれそうな子」が多くランクインしています。しかし、売れやすい特徴をもった女優は競合も多く、競争率も高い。グラフを見てもらっても分かるように、巨乳、ロングヘヤー、お姉さん系といった特色を持つ女優は多い。AV女優のレッドオーシャン。
逆に、日焼け、ショートヘアーなど個性的な子は少ない。このような子は大人数に受けるのは難しいかもしれません。しかし、競合が少ない分、一定人数の支持は得られやすいのです。
競合が少ないから、そのジャンルで上に行ける
この表でハーフという項目は皆無ですが、5月にTMAで発売した西田カリナちゃんをつかった作品はその月で一番売れました。彼女自身の魅力もあるでしょうが、ハーフという競合が少ないなかで売れやすかったのかもしれません。ロリ巨乳だった頃よりも、黒ギャルになった丸山れおなちゃんが売れたのは、黒ギャルというブルーオーシャンで勝負にでたからかもしれないですね。
なにに掲載されたインタビューか忘れてしまいましたが、以前、上原亜衣ちゃんが、人気になるためにメイクや髪型を変え、そこから売れだしたと話していました。見た目やポテンシャルだけじゃなく、売れるために自分を変えていける、努力家が、手堅く残っていけるのだとしたら、なんだか、救われる気がします。
以前、DMM年間女優ランキング上位の女優を調べました。もっすごい綺麗で少し派手なくらい華やかな女の子より、大人しそうな子のほうが人気がでるようなのですよね。がんばればヤレそう感を出すのが大切。
エアピローカバーのような二次元の商品ではより顕著に、大人しそうですぐやれそうな子が好まれます。 極端な巨乳とか、“強そう”なイラストは避けられる傾向にあります。